「元気そうだね。葉王」




あぁ、ただいま非常識。






A



〜振り返ってこんにちは〜












僕は恐るおそる振り返った。

僕の顔は今、さぞかし青いだろう。

振り返って見ると・・・





「お帰り。葉王」





笑顔の

不意打ちで可愛いと思った。










手紙ぐらい寄こせよ、この野郎ぉ〜〜〜〜〜〜!!!!




ゴフッ




ドカーン





その幸せは長くも続かず、久しぶりの地面とこんにちは。

痛いよ。めり込んで抜けないよ。

10年ぶりだよ。







「何気に私はいろいろ送ったんだよ。矢文とか、矢文とか矢文とか



「す・・・スイマセン。ゴメンナサイ。もうしません。」






それよか、矢文オンリーかよ。

見覚えあるよ。陰陽師の修行中に矢文が飛んできて頭に刺さったけど。

それでいて、その紙には何も書いてなかったし。

誰かの嫌がらせかと思ってたけど、やっぱり君だったんだね



あれ?





なんで西の陰陽道のお方はの後ろで笑顔で見守ってるんですか?

助けようよ。

しかも、目が合ったら笑顔で手を振るのやめようね。

振られた相手が泣いちゃうからね。







「それで、出雲はどうだった?」



「え、あぁ、こっちより田舎だったよ。大自然であまり何もなかったし」






と言うと、はジーっと僕の顔を見る。

え?何?なに?






「お土産は・・・?」



「は・・・?」





お土産?






「お土産は?ピラミッドとか、自由の女神とか、ナウマン象とか、アウストラロピテクスとか




いったい何処行って来たんだよ僕。







もう、日本らしきもの、一つもないじゃん。

出雲だって出雲。ジャパンだよジャパン。

まぁ・・・






「饅頭ぐらいならあるけど・・・いる?」



「うん!」






その時のの目を輝かせてることといったら、なんとも・・・

餌付けしているようで何か心に刺さるものがあったよ。






「僕も!僕も!葉王殿〜僕の分も〜!」


「え?あ、はい。どうぞ」






西の陰陽道のお方も、目を輝かせて・・・。

あぁ、どっちも甘いもの好きなんだね。

ホント、餌付けしてるみたいで心が痛いです僕。

なんか、二人の子供を養っている親になった気分だよ僕。






こ・・・こんな家計図嫌だ・・・




「「ん?どうしたの葉王(殿)」」





こっちを見た二人の顔には、見事にアンコが沢山付いてました。

顔拭いてください。





様ー!お時間ですよー」



「あ、はーい。」




一人の陰陽師が廊下を走ってきた。

なんかあまり昔と変わってない風景だなぁー





「じゃ、鬼退治行ってきまーす。またねー葉王と西の陰陽道のお方〜」



「うん・・・頑張って〜」


「頑張って〜☆」





僕は力なく言った、その横で明るく言う西の陰陽道のお方。

どうか・・どうか無事でいるんだぞ



鬼。




のことだから、凄いことやるんだろうなー・・・

可愛そうに・・・鬼。

鬼に同情する陰陽師なんて奇妙だな。なんか。







ところで友よ



いつから僕らは友達になったんですか。





西の陰陽道のお方の笑顔が、凄く眩しい。光ってる。







「さぁ、僕らの愛と希望の部屋へ向かおう」



「あぁ、貴方も無視するの得意なんですね。そして愛と希望って何だ。どんな部屋なんだ






すっごく行きたくない。

と、何だかんだ言ってみても、引きずられる僕。

この人とって兄妹じゃないの?と言いそうになるぐらい似てました。





「さぁ、着いたぞ葉王殿。ここが僕らの部屋」





けっこう廊下の奥まで歩き、何やら暗くじめっとした所に出たと思ったら、

目の前に一つの部屋。

ワ〜なんか凄い近寄りがたい雰囲気なんですが・・・。







スイマセン。




帰っていいですか?







⇒それいけー3
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ハオ様ーファイトー。

皆さん〜こんばんわ〜(え)

さぁ、ハオ様には明日からまた地獄の日々が待っています(何!?)

頑張れ。我らの未来王。ちなみに、西の陰陽道のお方、名前の希望がなかったので、このままでいきます。(なんて無謀な)

アンケート。ご感想。多々頂きまして、誠に嬉しいかぎりでござります(誰)

つきましては、これからも変なノリでいきますが、笑顔でぶん殴ってやってください。

背景。何だか面倒になってきたので、固定でいきます(え)たま〜に変えたりする可能性も。

では。