「好きだよ ヒカル」
「あの日からずっと」
は?
はい?
え?
えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?
マジですか?
〜頑張れ雲雀さん!劇場〜
いきなりの雲雀さん告白で、何がなんだか理解不能になって混乱真っ最中の私の頭の中。
くそう、頭の中の消しゴム 改め、頭の中に消しゴムが欲しい!
むしろ、私の記憶を消してください風で。
あぁ、アレだ。きっとコレは夢なんだ、
だってあの雲雀さんが恐れ多くも私なんかに、すんごい愛の告白だよ。
泣く子も大泣きのあの雲雀さんだよ?
「聞いてる?」
パッと顔を見てくる雲雀さん。
近い。しかも今、相合傘の状態なのでかなり近い状態ですよ。
未だにパニックの私。勢いあまって・・・
「ピンポンパンポーン。只今、再起動中です。御用の方はカップラーメンを作って三分後にお話し下さい。」
「ワォ、今僕、カップラーメンなんて持ってないよ」
そこじゃねえ。
突っ込みどころはそこじゃねぇ!!
「(ブツブツ)。突っ込みというのは、世界の波動であって、宇宙にも浸透し、神童にのっとって・・・・うふふ」
「・・・?大丈夫?」
私の脳内、もう、すべての物に対して、アウトオブ眼中。
別世界に飛んじゃってます。
さすがの雲雀さんにも焦りの色が。
「?」
「はいぃぃ!」
しまった、別世界から帰ってきたはいいものの、声が裏返った。
雲雀さん怒ってるかなぁ?
怒ってるだろうなぁ〜
阿修羅みたいな鬼のような顔になってたらどうしよう。
そして、島流しさせられて、
そのまま現代版、島流し風で、おにが島にでも流れついたら。
一寸法師☆桃太郎みたいな。
「それは流石に有りえないんじゃない?」
そうそう、物語からして違うもんね。
「って、あれ?口に出てました?」
「うん、もうバッチリ口から声が漏れてたよ。」
ワォ!呪●っぽいぞ〜自分。●恩〜☆
あれだよ、あの有名なホラー映画の。
あの子のような勢いで宜しくお願いします。
「そのうち、雲雀さんのベットの下あたりから出現するようになったらどうしよう。」
「それって誘ってる?それとも、脅してるの?」
「そんな!雲雀さんを脅すなんて滅相もない!」
恐ろしくてできる訳ないじゃないっすか。
ある意味、雲雀さんにそんなことした日には、
朝起きて窓から外の様子を伺うと、
家の周りはリーゼント上等な人たちに囲まれていたなんてことになりそう。
あぁ、怖いさ。怖いさぁ!
「、今言うのもなんだけど」
「あ、はい。何でしょう雲雀さん」
「話しが脱線してる。」
マジだ。
「ワォ」
「?返事は?」
真面目な顔に戻る雲雀さん。
あぁ、もうファイナルアンサー?みたいな。
●のもん●さんより怖い顔しちゃってますよ雲雀さん。
いや、今はそんなこと言ってる余裕はなさそうだ。
「あ、あの。その。私、まだ雲雀さんのこと何も知らないし。」
「これから知れば良いんじゃない?」
「いえ、ですから、まだ何も言えない状態と言いますか」
雲雀さんは、ん〜〜〜と考え出した。
だが、その時間はけっこう短くすんだみたいだ。
雲雀さんは顔を上げると、こう言ってのけた!
「・・・ふ〜ん。じゃぁ、こうしよう。」
ん?はい?
「一ヶ月、は僕の下僕だったよね?じゃぁ、残り数日で・・・」
「数日で・・・?」
ゴクリ
焦りで唾を飲み込んだ。
これはマジで心臓に悪い模様
「を振り向かせるから。」
はい?
「あと数日で、が僕のこと好きになるようにするよ。ってこと」
「え?えぇぇぇぇぇ!?」
マジですか?
ファイナルアンサー?
なんでそんなに自信満々なんですか!?
しかも無理やりですか!?
いや、普通、きっぱり言うことじゃないっすよ
「覚悟しときなよ」
ワォ、地獄に落とすわよ的な言い方だよ。雲雀さん。
しかも、何か本気っぽいよ雲雀さん。
「じゃあね」
そう雲雀さんが言ったときには、もう雨が止んでいた。
ちなみに、ここはまだ学校から出てそんなにたっていない所だ。
そして雲雀さんは、傘を終い、去っていく。
背中を向けて。
うん、カッコイイかも。
雲雀さんの背中を見ていると、地面に何か黄色いものがあるのが見えた。
あ、バナナの皮。
ポテッ
今どき有りえないベタな展開ですよ
「あれ、今、雲雀さんこけt「言わないで」」
「今、雲雀さんk「言わないで」」
「ひb「何も言わないで。お願いだから、今の瞬間の記憶だけすっかり忘れ去って、かっこよく去らせて」
さよなら、カッコイイ雲雀さん。
永遠に。
⇒12
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雲雀さん夢。久々?15日ぶりUp。といっても、何故か人気があるので、けっこう更新してます。
はい、web拍手でも展開が楽しみと言ってくださった方!申し訳ございませんでした(土下座)
この連載は、甘切ないとみせかけて、所詮ギャグ落ちしてます。(マテコラ)
でも、きっと次からは(主に最後らへん)甘くなります!ギャグ吹き飛ばします!
たぶん!
web拍手で何かやってほしいことや、なって欲しい展開を言ってくだされば、それを採用する可能性が高いです。