最近気づいたんですけど私・・・





雲雀さんのこと・・・・














〜フォーリンラブにはまだはやい〜

















「はぁ・・・・・」









雲雀さんの顔が頭から離れない。っていうより昨日の雲雀さんの積極的なアレが、さすがに恥ずかしすぎてというかなんと言うか。

はぁ・・・そして、英語の授業中にも関わらず、窓から空を眺めていた。相変わらず私のため息は途絶えない。









わぁ、前にもあったなこんな展開



「そう言わずにさ、聞いてくださいよ久々に登場のさん。」








そして、今回も英語の時間。でも、今回は英語の先生はそんな私を野放しにしておいた。さわらぬなんとやらってやつだろうか。

「だれが久々登場じゃ!!!」と、は拳を握り締めて私にアッパーを食らわせたが、そんなのへっちゃらさv的なです。







「で?今度はどうしたの?」



「よくぞ聞いてくださった!」



「聞けって言ったのあんたでしょーに」







まぁ、そーなんですが。そんなこと言ってても結局聞いてくれるのがマイフレンド。こー見えても彼女はけっこう優しい性格だったりする。

でも、授業中に空手チョップを食らわしてくるのは世界中探しても貴方だけです








「あのさ、実は・・・・・」






























 
「それを人は恋と言うんだよ」






























に言われてやっと私は自分の気持ちに気づいた。結局私は雲雀さんが宣言したとおり雲雀さんのことを好きになってしまったのだ。

そう、気が付けば私は雲雀さんのことで頭がいっぱいになっていたんだ。

自分の本当の気持ちに気づいた今、私はこの思いを伝えるために雲雀さんに会おうとしていた。









「」





「あ、雲雀さ・・・・・」




ん?

応接室に向かう廊下で私は雲雀さんの声を聞いた・・・はずだった。

後ろから声が聞こえてきたので振り返ってみたが、そこには雲雀さんの姿はない。正確に言えば雲雀さんはいないが、背の高い男の人は立ってい

る。なんだかどことなく誰かに似ている気がする。誰だっけ・・・このクールでデンジャラスな雰囲気は

雲雀さん?


いや、違う・・・これは・・・





KOKESI?







「すいません、人違いでした」



「いや、僕だから。雲雀恭弥だから」









足早に去って行こうとしていた私を引き止めた。え?今コイツなんつった?

雲雀KYO−YA?・・・ 

略して








「ヒバきょん?」




略さなくていいよ




「あ、ほんとだ。雲雀さんっぽい」



なんでだ







自称雲雀さんは突っ込みが上手かった。

それにしても、どう見ても昨日までの雲雀さんとは違う。どこだ・・・どこが違うんだ。全体的に違う気はするが、大人びたというか・・・

色気付いたというか・・アダルトな雰囲気がかもちだされているというか・・・

私は目線を雲雀さんの顔に移した・・そうか、ここが違うんだ。








雲雀さん、前髪どうしたんですか?



そこ?確かに10年前とは髪型違うけど、気になるとこそこ?



「え?10年前?」








はぁ・・・とため息をついた雲雀さんは、何だか説明するのが面倒くさいといった顔だった。

10年前とは違うって、10年前って・・へ?じゃぁ、目の前にいるのは10年後の雲雀さん?いやいやいや、そんな非現実的なことがあろうか。

あるはずがない。

そんな、ゴジラがいきなり家の前に出現して家の周りを破壊していくぐらいありえない。






「ねぇ」





いや、まてよ。これは夢なんじゃないか?

うん、そうだよ。きっと雲雀さんのことを好きすぎてついに10年後の雲雀さんを作り上げたんだ。







「ねぇってば」







ほっぺをつまんでみてもいっこうに前方の自称雲雀さんは消えないどころか、頬が痛い。そうか、自分の頬が痛いならこの雲雀さんはきっと妄想なん

だ。私は妄想雲雀さんの頬をつねってみることにした。ちなみにこの行動にはまったく意味はない。







「いひゃい」






どうやら前方の雲雀さんは頬をつねられて痛いらしい。なるほど、今どきの妄想はここまでハイテクになっているのか。

にしても、うっすらと涙をにじませる雲雀さんはなんだかとってもプリティー

手を離して離してと手をバタバタさせているその行動もどこかプリティー・・・か?とりあえず手を離すことにした。







自称雲雀さん




いや、雲雀だから。自称じゃなくて正真正銘、雲雀恭弥だから






とりあえず私は彼の説明をうんたらかんたらと2時間ほど聞くことにした。




















「え?雲雀さんは10年バズーカで現在の雲雀さんと入れ替わって来た10年後の雲雀さんなんですか!?」



「うん、そうそう。やっと分ってくれたんだね。」







ふぅ。と疲労が見られる雲雀さん。ワォ、お疲れ様です。








「それで、10年バズーカがさび・・・少し壊れたみたいで明日まで10年後に戻れないらしいんだ。赤ん坊が言ってた」



「わぁーv絵に描いたような設定ですね。」



「設定って・・・事実なんだけど。」







なんだか、ややこしい感じなので明るく言ってのけたのに、雲雀さんはまるで哀れむような瞳で私を見た。

えぇ、すみませんね、学ないんですよ私は。









「じゃぁ、10年後の私ってどうなってるんですか?」




「・・・・聞きたい?」









あれ?なんか複雑そうな顔というか、

なんかシリアスっぽい空気になってきたぞ?








⇒20
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
続く。けど、シリアスにする気はまったくありません。

ギャグばっかじゃあれなんで少し甘要素を入れてみる・・・?(なぜ疑問系!?)

にしても、久々登場〜vさん。いやー最近名前しか出てなかったんだけどね。ほんと。

アンケートがぶっちぎりで多かったあるヒバ久々更新です。もうすぐ第2段階クリアなるかも。

そんでもって、次回は10年後の雲雀さんが10年後での生活を語りだします。女性が強い今の世の中・・・予想はつくという・・

日記ではあるヒバ嫌いって書いてましたが、この回はなんか好きです。(なんで)

10年後の雲雀さんパワーでなんかやる気でてきました。にしてもなんか細かいどうでもいい設定が・・ビリビリ(破いたー!?)



感想待ち構えております。(何!?)