「クフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」













教室に生徒達が入り、誰もいなくなって静まり返った廊下。

そこに響き渡る不気味な笑い声。




あぁ・・・








「僕ってば、疲れすぎてついに幻覚と幻聴が聞こえてきたよ・・・」









僕はすかさず自分の額に手をかざす。

最近はやたらと、歯向かう群れを潰してきたせいだねきっと。






うん、そうなんだ 幻覚なんだ。





だからお願いです。




消えてください。











〜頑張れ僕らのパイナッポー。
 負けるな、ある日の雲雀さん〜
















「おや、奇遇ですね皆さn「、何も見ちゃ駄目、聞いちゃ駄目」・・クックフフフフv」








僕はすかさず、の耳を塞ぎ、目を瞑るように要求した。

?マークを浮かべつつ、は僕の言ったように目を瞑った。

言葉を阻まれたパイナッポーこと、六道骸は、何やら不服げに僕に向かって笑みをみせる。





いや、目が笑っていない。








「クフフ、どうやら、が風邪を引いて熱を出し、あげくのはてには貴方を王子様だと思い込み、

    可愛い生き物になっているのにも関わらずやはり元のが良く、氷で熱を下げると治るとお思いになっているのですね?」





「何で知ってるの?」





「なぜなら、をそんな風にしたのは僕だからです。クハハハハ」











え、マジで?


お前かこの野郎



しかも答えになってないし。盗撮でもしてたのキミ







「今すぐを元に戻しなよ」




「嫌です」









チャッ








「どうぞ。これが戻すお薬です。」





「わかればいいんだよ。わかれば。」





僕はすかさず、持っていたトンファーをチラつかせた。

いわゆる、武力行使とも言う。え?そうしか言わないって?咬み殺すよ。

骸から受け取った薬は・・・って、マテよ、何・・この薬・・・・・・









「あきらか、怪しい物体入ってそうだよね。」




えぇ、もちろんです。怪しい薬ですから。








チャキッ







「こちらに、怪しくない栄養ドリンク風の元に戻るぞドリンクがございます。」




「最初から出しなよ。最初から」







出してくれれば、脅さずにすんだのに。

にしても、今日は何か不気味なぐらいに物分りがいいなぁ、コイツ。

何かあるんじゃないの?頭でも打った?







「それでは、僕は用事があるので、今日はこのへんで。それでは、  クハハハハハ」







彼はなお、リアカーに親父軍団を乗せて、廊下を通り過ぎた。

見なかったことにしよう。







「恭弥?どうかしたの?」





「う、ううん、なんでもないよ。何も見てないよ。何も聞いてないよ」





「 ? 」





今、神様が僕の願いを一つ聞いてくれるのなら、僕とのさっきの記憶を消してください。

お願いします。



とりあえず






「、この薬飲んでみて、たぶん良くなるだろうから。」





ならなかったら、後で噛み殺す、ナッポー

いや、でも待てよ。こんな怪しい奴から貰った薬を使ってもいいんだろうか。

もしかしたら、ニセの薬なんてこともありそうだ。

いや、しかし、ここで飲んで試してみるのもよさそうじゃないのか。






「グキュ ごきゅ」





もし、に体の害が出たらどうしよう。

そしたら、全責任は僕にまわってくるんじゃないだろうか。

いや、でも・・そうなると僕が責任を取ってを嫁に・・・・




「ぷはぁ」




・・・・・・・・・・って



飲んじゃった!?






「・・?調子はどう?」





内心、焦りまくりの僕は、8割の不安と、1割の希望と、1割のわくわく度で満ちていた。

そして、なお下を向いたままのの顔を覗いて見る。








「・・・ん?あれ?私、なにやってたんだろ」





「良かった。元に戻ったんだね」





「って、おわぁぁぁぁ!?雲雀さん!?」






少し惜しいことしたけどさ―やっぱりはでないと























気がつくと、私は雲雀さんの腕の中にいました。

え?腕の中?雲雀さんの腕の中なんて・・・・



並盛の史上最強ミステリースポットだよ









ワォ、聞いてください雲雀さん。




「・・・な、何?(今、ワォって言った?)」




「今、私は並盛で一番恐ろしく、そして安全な所にいますよ」





「う・・・うん。そうだね。どうリアクションしろと?(それってもしかして僕の腕の中?)」





「はい、とりあえず。骸、カムバーック!って叫んでみてください。」





死んでもヤダ






冗談で私が言ったことに、雲雀さんの顔はみるみるうちに青ざめていった。

何か、物凄く嫌なことでもあったのだろうか?

ところで、私は今なんでこんな恐れ多いところにいるのだろうか。

あれ?そういえば私って、さっきまで風邪で保健室に寝てなかったか?

そして、何か重大なことをやらかしはしなかったか?






「あの、雲雀さん」






私、何かやらかしました?と聞こうとした瞬間、雲雀さんはハッと何かを思い出したのか、顔を赤らめて言った。







「まだ風邪の熱が引いてないかもしれないから、家に帰ったほうがいい。僕が送っていくよ」







そう言って私をひきずってゆく。



あれ、こんな展開前にもあった気がするぞ。







雲雀さんのバイクの後ろに乗せてもらい、家に送ってもらう途中、ずっと雲雀さんの顔は耳まで赤く染まっていました。




って、何で雲雀さんは私の家を知ってるんだ!?







謎は深まる










⇒17
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

皆様、お久しぶりです。
大変、長らくお待たせいたしました。
なんだか、こんな落ちにする気がなかったのに、適当すぎて何とも・・グハァ(血)
久しぶりすぎて、本領発揮できてない(汗)
最近、骸さんにはまりつつあります。彼のチャームポイントはクフフとナッポーですが、それでも愛です。
もちろん、雲雀さんLOVEは変わりませんぜvベイベー(マテ)
ディーノさんにも浮気心を抱きつつ、雲雀夢頑張ります。(なんて説得力がないんだ)

ps拍手有難うございます!かなり感激しながら毎度毎度(ほぼ毎日)閲覧してます。(え)


お友達募集中。(マテコラ)


ちなみに、苦情・要望・これ女房。(違) お待ちしております。