1年Q組 スクアーロ先生
ムクえもん4









「ゔお゙ぉい!!!!おまえらぁ、そろってるかぁ!!!」








今日もハイテンションな担任の鯱(シャチ)先生。じゃなかった、鮫(サメ)先生ことスクアーロ先生。

朝から耳にキツイ音量だなオラァァア










「ねぇねぇ、ベル。今日帰りにバッティングセンター行こうよ」


「は?何言ってんの?んなとこ行くわけねーだろ」


「クフフ」


「じゃぁさ、獄寺くん一緒に行こうよ」


「俺は今日、十代目とマックに行く約束してんだ。誰がテメーなんぞと行くかよ、しかもバッティングセンターなんかに」


「クフフフフフ」








約束って・・・、どうせ妄想かなんかでしょ?結局はいっつも困った顔して断られてるだろーがよー

ベルについては何か酷くない?あれだよ。今どきの若い子は皆ストレス溜まってるから発散しないと生きていけないんだよ

ムクえもんはスルーで








「ねぇ、。僕は今日、なんだかバッティングセンターに行きたい気分なんだけど」


ってえぇぇぇえ!?学年違うしクラスも違うのに何で普通に私の隣の席いるんっすか雲雀さん


「クハハハハハ」








聞けそこぉぉぉぉ!!!!!









うわぁ、鮫先生怒ってる起こってる。鮫先生はなんだかんだで短気だからなー。そろそろまずいかな?

にしても、相変わらず天然っていうか、むしろ理解不能な位置にまで来た雲雀さん・・・私から言い出したけどさ、バッティングセンター

に行きたい気分ってなに?誰か咬み殺したい系?更に言うとなんで居るんだよほんと。ムクえもんはスルーで。









「いやだなぁ、聞いてますよ鮫先生」





誰が鮫だごらァァア!!3枚におろすぞガキぃ!!!








「だいたい、テメぇーらはなぁ・・・」とかって語りだしちゃった。ごめんよ先生、ごめんってばって謝ってるのにスクアーロ先生は

相変わらず怒鳴りちらしている。このままじゃSHRは説教で終わりそうだなー。クラスの皆は凄く嫌そうな顔だが、誰一人として

スクアーロ先生の話なんて聞いちゃいない。そして、朝のSHRは20分も延長した。

そんなんだからまだ独身なんですよ先生。









聞いた話では、スクアーロ先生はいろいろと苦労しているらしい。校長のザンザス先生に日々ボコられ、職員室では雑用として大活躍。

生徒達には日々、髪の毛を引っ張られる事件続出。






「ゔお゙ぉい!!いい加減にしろおまえらぁ!」






と、怖い顔で大声を出してみるも、誰からも怖がられない。


















。」




「なんでしょう雲雀さん」






そんな少し嬉しそうに見えなくもない顔で二回も名前連呼しやがって。

今授業中だし。スクアーロ先生の社会に何の役にも立たない社会の時間だし。
誰も授業なんて聞いちゃいないのに何か社会について

熱く語っちゃってるし。しかも雲雀さん未だに教室いるし。怖くて誰も突っ込めないんだなぁ・・・







「はい、の分のお弁当」


「・・・今ってまだ1時間目ですよね?」


「手作りだから」






いやいや、話がかみ合ってないっていうかむしろ流された?流されたよねこれ

スクアーロせんせーい助けてくださーいと目線で訴えてみると意外と通じたというか伝わったらしい









「ゔお゙ぉぉい!!何やってんだそこー!!!何で1時間目なのに弁当なんて出してやがるぅ!」



「先生。私には分りません。もう、弁当の存在自体みとめません



おーっし、お前は保健室行ってこぉーい







はーい せんせー。よし、これで授業サボれる。ラッキー♪なんて思ってたら、横の雲雀さんは怒りで燃えていた。

握っていたお箸がバキッて。ちょっと、マジでバキって・・・おーこえー








「へぇ、僕の愛妻弁当にケチつけるき?」



「先生。何か色々突っ込みたいことあるけど、とりあえず雲雀さんが殺る気満々なので逃げてくださーい」






クラスが一気に緊迫した状況になった。

後ろの席ではムクえもんが眠っている。寝るぐらいなら学校来るなー!!!

マジで役に立たないなコイツー!!って、そんなこと思ってる場合じゃない。修羅場だ。

どうするスクアーロ先生、独身22歳。彼女いない暦生まれてこのかた22年「ゔるせぇ!ほっとけぇ!!」






「ほー俺にたてつこうなんざぁ、いい度胸してんじゃねーか雲雀ぃ」


「咬み殺す」

























帰りのSHRで教室に入ってきた、包帯を全身にグルグル巻きにされたスクアーロ先生22歳独身。

どことなく背中が寒そうに見える。・・・ご愁傷様です。








。さ、バッティングセンター行こうか」



あ、ムクえもん。ちょっとさ、ドコデ●ドア出していっきに家に繋げてくれない?






今、すごくマイホームが恋しくてしかたがないんですよ。だからさ、出せよムクえもん。なんて言ったら、

凄く馬鹿にした顔ではんって鼻で笑ったムクえもん。毎回のことながら殴りたい。






「何してるの?行くよ





あいよー。私に拒否権なんてありません。

雲雀さんに引きずられながらバッティングセンターへと向かっていった。









カーン



カキーン




「うわー。すっげー」






さっきから見事にバットに当て、遠くに飛ばす雲雀さん。カッコイイっていうよりおっかねぇ。

だてに毎日トンファーふりかざしてないね。実は筋肉モリ男くんだよみたいな。うわーキツイ、今想像しちゃったよムキムキの雲雀さん。

なんて思っていると、隣も何か凄くボールが飛んでいるのが見えた。

あの飛ばしよう、きっとストレス溜まってるんだなーなんて思って隣を見た。






「くっそぉ!ちくしょぉ!覚えてろお゙ぉぉ!!!!雲雀ぃ!!」







カキーン





うっわ。





スクアーロ先生じゃん。







「ねぇ、どう?僕のバッティングは?惚れた?」



「あ、えぇ、なんていうか。なんでどちらも隣に気づかないのか謎でしかたないんですけど。帰ってもいいですか?」











頑張れスクアーロ先生






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ムクえもんv今回出番あんまねぇー。やっぱりギャグといったらスクアーロ出したら書きやすい。

相変わらず雲雀さんキャラ違くない?もう、天然じゃないよこれ不思議ちゃんだよ。春未みたいな性格してんじゃねーかよちくしょう。

はい。担任設定のスクアーロ先生。ちなみにザンザス校長設定。

ごめんよスクアーロ、実は好きだよ。

でもあれだね、なんていうかこういう扱いでしたみたいな。すいませんすいませんすいません。

口調がいまいちつかめてないので、適当で(マテぇ)

やっべぇ、あるヒバより書くのが楽しい。完全暴走ギャグだから。(何)


感想とか要望とか苦情とかいろいろ待ってます