玉入れは人に当てる競技ではありません
体育祭。
「は何に出るの?」
「玉入れです」
「ふ〜ん、、カゴに玉入れれるの?何か全部入らなさそうだよね」
「フハハハ。何をおっしゃる雲雀さん!」
「あれ、キャラ違くない?」
「入るどころか、カゴまで玉がとどきませんよ〜vフハハハ」
「ワォ、何で自信満々に言ってのけるの。じゃぁ何で玉入れにしたの?」
「玉入れ!それは!あまり走らなくて良し!あまり動かなくてよし!体操服もあまり汚れない!」
「、体育祭やる気ある?」
「全然!」
「「・・・・・」」
「じゃぁ何で出てるの?休んじゃえば?」
「ちっちっちっ。甘いですよ雲雀さん。」
「ワォ、けんか腰だよね。殴っていい?殴っていい?」
「体育祭は・・・」
「キミ、僕を無視るなんていい度胸してるね。全国のリーゼントが黙っちゃいないよ。聞いてる?」
「体育祭では、日ごろの恨みがある先生方に復讐できる絶好のチャンスですよ!雲雀さん!」
「なんでだよ。どこをどうしたらそこに繋がるんだよ。」
「まぁ、アレですよ。普段カツラな先生の頭めがけて玉を投げるんです。」
「玉入れはカゴに玉を入れる競技であって、けして人に当てる競技じゃないからね。」
「おぉ、あの雲雀さんが珍しくまともなこと言ってる」
「キミ、僕を何だと思ってるの?」
「そんなの決まってるじゃないですか。ジャイ●ンです。」
「・・・・そう」
「(あ、否定しないんだそこ)」
「まぁ、体育祭ぶち壊さないように頑張ってね」
「ちなみに、ぶち壊した場合はどうなるんですか?」
「咬み殺す」
チャキッ
玉入れ開始
「うんしょ。どっせー!!!」
ぽこっ
「そりゃー!」
ポコッ
ポコッ
「・・・・・」
「せいやー!」
ポコッ
「ねぇ、」
「あれ、居たんですか雲雀さん。」
後ろを振り向かずに投げ続ける
「頑張ってるとこ悪いんだけど・・・」
「何ですか。」
「さっきからずっとが投げた玉が全て僕に当たってるんだよね。」
ピタッ
「・・・・・あぁ、どうりで玉が見えなかったわけだ」
今、後ろを振り返ってはいけない。
「ねぇ、いったいどうしたら後ろに玉が飛ぶわけ?キミは何?僕に当てる天才なの?」
「ふっ・・・きっと玉が雲雀さんのことをこよなく愛しているんですよ。」
「そこカッコつけて言うとこじゃないよ。いい加減にしないとホント咬み殺すよ?」
ひゅっ
ひゅっ
「咬み殺す気満々じゃないっすか。」
「でもまぁ、体育祭だし。今回は許してあげてもいいよ。」
「ワォ、雲雀さんが雲雀さんじゃないよ。どうしちゃったの?玉が変なとこ当たりました?」
「・・・・、体育館裏にカモン」
「え?いきなり告白でもするんですか?」
「原型がないぐらい、ぐちゃぐちゃにしてあげるよ。」
「すいませんすいません。冗談ですってば」
「まったくキミは、いつも僕に喧嘩売るよね。」
「そんなことありませんよ。」
「よく言うよ。」
「あ、次二人三脚があるんですけど、雲雀さん一緒にペアー組みましょうよ。」
「嫌だね。」
「即答だー!」
「そんなの他の奴に頼めばいいだろ?」
「はは。馬鹿ですね。雲雀さんだから意味あるんじゃないですか。」
「なんでだよ」
「だって雲雀さんだったら皆怖がって道を快く開けてくれるじゃないですか。優勝確実ですよ。」
「それって快く開けてないよね。」
「なんだ、自覚あったんですか。」
「・・・ねぇ、トンファーで人は死ぬか試したくない?」
「死にますよ。死にますから、良い子が真似したらどうすんですか。」
「一般家庭でトンファーなんて持ってる家そうそうないよ。」
「じゃぁ、雲雀さん家っていったい何なんですか。」
「あ、そろそろ僕帰るね。」
「流したぁぁぁぁぁ!!!」
「じゃぁ、が何かの競技で1位になったら僕を呼びに応接室まで来てね。」
「要は一生来るなって言いたいんですね。」
「・・・僕も平和に応接室の窓から体育祭を見守りたくってね。」
「見守るって言うより牛耳ってますもんね。」
「ねぇ、。今日の家に行ってもいい?」
「どうしたんですか雲雀さん。お泊りですか?」
「日帰りだよ。ちょっとさ、僕の怖さを見せ付けないと並盛最強の名が廃るでしょ?」
「ちっ」
「そこ舌打ちするとこじゃないよ。」
「はい。良いですよ。是非家に来てください。留守にしてますから。」
「ワォ、逃げる気満々だね。逃がさないよ」
今日はリアル鬼ごっこだぜ
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途中で飽きた感じがしなくもないという。(マテ)
台詞だけシリーズ第二段。じゅり様リクエスト。雲雀夢・ギャグorシリアスだったのでギャグにしました。
もうこのサイト、REBORN!系雲雀さん+骸のギャグしかないよ。そんな気がしなくもない。(汗)
思い切ってシリアス連載でもしようか。
となると誰を相手にするかが問題ですよね。いやむしろシリアスできるかが問題ですよね。フフ・・・
シリアスにするならかなりシリアスにしてやる・・・フハハハ(怖いよ)
じゅり様、台詞だけの夢ですいません(土下座)